道徳について

  • 2017.04.05 Wednesday
  • 00:00

 

 2002年というと、だいぶ昔の話ですが、

チェスのグランドマスター(チェス選手の最高位のタイトル)が

将棋の羽生善治氏に


「チェスと将棋はスポーツだと思いますか?」

 

と質問したそうです。

 

 羽生さん(1998年3月にチェスの全日本百傑戦で単独優勝するほどの

実力)は、


「チェスは確かにスポーツです。
 一方将棋は、茶道や生け花のように日本の伝統文化の一つであるため
 すこし違います。」

 

と、答えたそうですが、スポーツと、茶道や華道というような道が

つくものの違いはなんだろうと考えてみました。

 

 スポーツは、勝つか負けるかという結果に重きをおいている世界?

 

道がつくものは、それを行うことで自分はどう生きるべきか

と本質を永遠に探求し続ける世界?

 

 私は、結果を求めるか、原点を求めるか、その人の心で

決まると思います。

 

 いくら何年、何十年もなんとか道のお稽古をしても

それが日々の生き方に反映されていなければ、

道を追求しているとはいえません。

 

 逆に、なんとか道とついていなくても、例えばプロゲーマーの

梅原大吾さんの講演をネットで聞いて、

ゲームをゲーム道として追求されていると思いました。

 

 今、文部科学省が道徳の教科書検定で、郷土愛不足を理由に

「パン屋」を「和菓子屋」に書き換えさせたというような

ニュースが話題になっています。

 

 道徳も、いくらいい言葉を並べて子供たちに教えても、

大人たちが普段から道徳的な生き方を子供たちに背中で

示していなければ、何の説得力もないし、道徳のテスト

さえよければよい(道徳のテストがあるかわかりませんが・・)

ということになりかねないと思いました。

 

 聖書に「右手のやることを左手に知らせてはならぬ」

とありますが、道徳とはそういうものではないでしょうか。

 

 状況を察し、困っている人がいたら、

さりげなく手助けできる思いやりの心を養うのが道徳。

 

見せかけだけ体裁だけつくろう道徳・

押し付けの道徳は、その時点で道徳じゃない。と思います。

 

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