小さき人々の声

  • 2017.06.28 Wednesday
  • 10:23

 

こころの時代〜宗教・人生「”小さき人々”の声を求めて」(NHK)より

 

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2015年にノーベル文学賞を受賞したベラルーシの作家、

スベトラーナ・アレクシェービッチさんは、

自ら、「小さき人々」と呼ぶ名もなき市民の声を集め

独自の証言記録文学を打ち立てました。

 

「私が耳を澄ますのは

心の歴史 暮らしの中にある魂です

 

大きな物語が見下し素通りする声です

 

私はこの演壇に一人で立っているのではありません

 

私の周りには声 たくさんの小さき人々の声があるのです

 

それは

 

第二次世界大戦に送られた女性

 

アフガン戦争で人生を裂かれた若者

 

ソ連崩壊に絶望して自殺した老人

 

チェルノブイリ原発事故の被災者 ・・ 」

 

 

これらの証言は、国家が作る大きな

物語の裏側に隠された真実を暴き出し、

出版禁止などの圧力をうけてきたそうです。

 

しかし、

小さき人にこそ、人間の本当に大切なことが隠されている。

と厳しい環境の中、証言を集め、執筆し続けたそうです。

 

著書「最後の生き証人」の中には当時5歳だった女性の

証言が書いてあります。

その女性は、両親が亡くなり、孤児院に入っていました。

孤児院の子供達はいつもお父さんお母さんが迎えに

来てくれるのを待っていました。

あるとき、黒い服の男達がやってくるのが窓からみえた。

子供達は、その男達をみて、パパだ、パパ達がきた。

と叫びました。

しかし、彼らはナチスの親衛隊だった。

子供達はその後殺されました。

輸血用の生体実験のために血を抜かれて・・

 

殺しに来た者たちを、パパと呼んだ子供達・・

 

こんな人間の物語は、大きな物語には登場しません。

書記長や大臣、皇帝や英雄の物語だけが残るんです。

しかし本当に興味深いのは小さき人々。

時代の悲劇は、こういう人々を押しつぶしていくからです。

 

アレクシュービッチさんが、戦争の本を書くきっかけになったこと。

 

軍事ヘリコプターが落ちて、葬式が執り行われるのを見ていると、

党の官僚がたんたんとスピーチをしている中、

小さな女の子だけが棺のそばで泣き叫んでいたそうです。

 

「パパ約束したじゃない。

帰ってくるって。

一緒に劇場に行こうって。

一緒に自転車に乗るって。」

 

大人はお構い無しに儀式が続いていたそうです。

 

そのとき、

「 私は本を書かなければならない。

 

  私はこの沈黙に加担してはならない。

 

と思ったそうです。

 

あそこで誠実だったのはあの小さな女の子だけだった・・

 

1986年におきた

チェルノブイリ原発事故。

 

国家の科学神話が崩壊し、人々に新たな苦しみをもたらした。

 

事故当時の風向きで大量の放射能が降り注いだベラルーシは

500以上の村が廃村になったといいます。

 

アレクシービッチさんの故郷は、ウクライナとの国境に近い村。

爆発したチェルノブイリ原発から100キロあまりの地域。

 

1997年にそれまでの10年の取材をまとめた証言集、

「チェルノブイリの祈り」を発表。

放射能が人々の生活を奪い、子や孫の世代まで

暗い影をおとす過酷な現実が記録されています。

 

そして出版から15年が経ったとき、再び巨大原発事故が

日本の福島で発生しました。

チェルノブイリの悲劇をつぶさにみていたアレクシービッチさん

は強い衝撃をうけ、福島の事故から1ヶ月後、日本に向けて長文の

メッセージを送り、その後福島を訪れたそうです。

 

私は過去について書いていたのに、未来のことだったとは・・

 

「チェルノブイリの祈り」に書かれた証言。

 

事故後、先祖の墓が、置き去りにされました

人々は年に1度しか親の墓参りを許されていないのです。

あるとき、ある区域の住民を軍人達が立ちのかそうとするのを

見たことがある。

 

あるお婆さんは、

「私は行かない。

なぜ出て行かなきゃ行かないの。

見てごらん。

木に花は咲き、玉ねぎは芽を出し、鳥もまってる。

こんなに小さな蚊だってとんでるじゃない

私は戦争で爆撃や銃弾も生き抜いたのよ。

なぜ、今、家を捨てないといけないの?」

 

原子炉の中に砂を投げ入れて消化するという活動にあたった

ヘリコプター乗り

彼ら全員が死に至る放射線量を浴びたそうです。

彼は死ぬ間際に書き留めてくれ。僕には理解できなかった。

でも今理解する。

他の人もいつか理解する。

だから、早く自分の証言を書き留めてくれと・・

 

消防士の妻の証言、夫は

急性放射線症になり、病院に隔離された。

2週間の命だという。

結婚したばかりで夫の側にいたい妻に対して、

医者達は何度も「近寄ってはいけない」と言ったそうです。

「愛する人ではなく、除染の対象物だから忘れなさい」と・・

 

 

チェルノブイリ事故の直後、

完全にコントロールされている。と、国は言っていたそうです。

 

でも被災地近くにいた蜂蜜農家は、

なぜ、10日間も、ミツバチが、巣から出てこないか

その理由がわからなかったそうです。

 

ミツバチは人間には聞こえない何かを聞いていた。

 

でも人間の子供達はサッカーをしていた。

 

政府がアンダーコントロール(コントールされているから大丈夫)

と言っていたから。

しかし、現地の関係者は、チェルノブイリの中で

何がおきているか知らないと言っていた。

 

福島も同じではないか・・

 

核兵器と原発は別ものだと思っていた。

平和な原子力は友達。

軍事でも平和利用でも原子力は

人間を危険にさらす。

平和利用であれ、人を殺す。

チェルノブイリと福島は新しい顔をした戦争なのです。

 

              (以上番組より抜粋)

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番組をみて、

 

「小さき人々に声に目を向け、耳を傾ける人でありたい」と思いました。

 

私も含め、ほとんどの人が小さき人々です。

 

「愛の反対は憎しみではなく無関心です。」

 

マザーテレサの言葉だそうです。

 

多くの人が、小さき人々の声に心を傾けるようになると、

自然と、安心安全なことが選択されるし、

小さき人々が自立してみんなで仲良く助け合って

生きていける世の中になるのではないでしょうか。

 

 

来週(7月2日)に福島のいわき市でイベントを行います。

 

微生物を使った除染を行っている方、

安心安全なエネルギーを実践されている方

命の大切さを教えている方

 

そんな、未来に必要な知恵を持った方が話をしてくれます。

 

私は、焼き塩や、ペットボトルで作る空気活性機について話します。

薬局やホームセンターに売っている材料で、誰もが作れ、

お料理や、洗濯、掃除など、日常生活全般に活用できます。

 

参加された方(20名)に、空気活性機を作るのに必要な

エアポンプ等の材料をプレゼントする予定です。

 

http://blog.shop.tenemos.jp/manage/?mode=write&eid=169

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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